館林市　Y・Mさん

300万円あった債務がゼロに！

私は、扶養の範囲でパートをしていました。月々の収支がマイナスになる月もたまにあり、そのような月には銀行から少し借り入れをして充てることがありました。しかしボーナスや貯金で借り入れを補填できる範囲でしたので、年間で見れば貯金はできないものの大きく借り入れが増えるということもない、というような家計状況でした。

しかし、不況のあおりを受けて夫の収入が減っていき、私は、カード会社から10万円ほど借り入れをして生活費に充てました。

夫はその後転職しました。夫の手取り給与は転職前に比べて増えたのですが、丁度こどもが高校に進学し月々の支出も増えたため、結局家計の苦しさは変わりませんでした。ですが、夫は生活が楽になるだろうと思っていたので、私は、実際には生活がひっ迫しているということを言い出すことができず、夫に内緒で借り入れをして生活費に充てるようになりました。

私は、借金を返すべく、扶養から抜けてフルタイムのパートに転職しました。必死に働きましたが、無理がたたって体調を崩してしまい仕事を辞めざるを得ませんでした。結局、借金は返しきれませんでした。

どうにかして自分のパート収入で返済していこうと思った矢先、職場の業務縮小に伴い、勤務時間が減らされてしまいました。借金は300万円を超えており、到底返済できる額ではないと考えるようになりました。

とうとう夫に借金を打ち明けたところ、弁護士さんに相談した方がいいと勧められました。

まず、市の消費生活センターに相談したら、法テラスを教えてもらいました。次に法テラスに連絡したところ、館林市内の弁護士さんを教えていただき、上野弁護士にご相談に伺いました。上野弁護士は、私の依頼を快くお引き受けくださいました。

上野弁護士に破産申立の手続をしていただいた結果、この度、無事に免責許可決定を得ることができました。手続きの中で不安なことやわからないことが出てくるたびに、上野弁護士は丁寧に説明してくださり、安心して手続をお任せすることができました。

上野弁護士には大変お世話になりました。本当にありがとうございました。

 

（終了日：R01/05/16）