上尾市 M・Oさん

 私は、結婚後、建売住宅を購入しました。

 当時、私は複数の消費者金融業者から借金をしていたので、住宅ローンを組むタイミングで借金を1つにまとめてしまおうと思い、住宅ローンとは別に銀行から300万円を借り入れ、借金を1つにまとめました。

 住宅購入後、妻とは生活のすれ違いが続き、私は離婚を考えるようになりました。妻との離婚の話し合いの中で、妻に渡していた私名義のクレジットカードで妻が数百万円の借金をしていることが判明しました。しかし、当時の私の収入は決して低くはありませんでしたし、妻との間には子もなく、離婚しても養育費の支払いはありませんでしたので、自分1人の生活であれば支払いは可能だと思い、借金は私が全部支払うことにして、妻とは離婚しました。

 離婚後、私は仕事上のストレスから体調を崩し、病院通いをせざるを得なくなりました。私の収入は残業代の割合が結構多かったのですが、通院のために定時で退勤することが多くなり、毎月の手取り額が約2割減少してしまい、返済が一気に苦しくなってしまいました。

 私は、どうにか生活の立て直しができないかと考えるうちに、競馬でひと山当てればいいのではないかと思うようになり、馬券を購入していました。当然のことながら競馬で借金を返済できるだけの配当を得られるはずもなく、借金はさらに増えてしまいました。

 私としては、住宅は手放したくないという気持ちがあり、なんとか住宅を残して他の借金を整理する方法がないか調べていくうちに、小規模個人再生という手続きがあることを知りました。インターネットで上野弁護士のホームページを拝見し、力になっていただけるのではないかと思い、相談のお電話をしました。上野弁護士は快くご相談をお引き受け下さいました。

上野弁護士に私の借金の状況をお伝えすると、上野弁護士も個人再生手続をするのが一番良いだろうと仰いました。私は、上野弁護士に個人再生の手続をお願いしました。

上野弁護士は、早速上野弁護士に裁判所へ提出する書類を作成の上個人再生の申立をしてくださいました。その後、裁判所での手続の結果、無事に返済計画が認可されました。

住宅を手放すことなく新しいスタートを切ることができ、上野弁護士には大変感謝しています。ありがとうございました。

(令和3年10月7日終了)

 

 

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