館林市　E・Mさん

750万円あった債務がゼロに！

私は，夫の借金問題が元で離婚いたしました。
前夫との間の子達の親権は私が取得し，私は，子ども達とともにつましいながらも楽しい生活を送っておりました。

そんなある日，私の元へ１通の手紙が届きました。
結婚時に住んでいた家の住宅ローンの支払いを元夫が滞らせたため，連帯保証人である私に住宅ローンの残金を支払うよう求める書面でした。
事実関係を元夫に確認したところ，元夫は住宅ローンのほかにも多額の借金があり，自己破産申立をすることになったというのです。
元夫が自己破産申立をすれば，私が連帯保証人となっている住宅ローンの支払いを迫られることになります。
しかし，私の毎月の給与と児童扶養手当をあわせても日々の生活で精一杯で，とても750万円もの借金を返済する余裕はありません。
困り果てた私は，インターネットで上野弁護士の存在を知り，藁にもすがる思いで相談のお電話をいたしました。

私の状況をお話したところ，自己破産を行うのが一番いいだろうというアドバイスをいただきました。
先生のご説明を伺い，私も自己破産するのがいいと思いました。
しかし，自己破産をすればローンが残っている自動車はローン会社に引き上げられてしまうと聞き，手続を躊躇しました。
私にはローンが残っている自動車があったのですが，自動車を引き上げられてしまうと通勤や子どもの送り迎えなど生活に様々な支障が出てしまいます。
また，中古で安い自動車を買おうにもそのお金もなかったことから，出来ることなら手放さずに手続を進めたかったのです。
どうにか自動車を手元に残す方法がないか上野弁護士にいろいろとご検討いただきましたが，やはり自動車は処分せざるを得ないとの結論でした。

私は破産手続をすべきかどうかとても悩みました。
離婚するときに住宅ローンの連帯保証人から抜けていればよかったと思ったこともあります。
ですが，今そのことを悔やんでも仕方ありません。
現実問題として，私には住宅ローンの連帯保証分を支払う余裕はまったくありません。
私は悩みに悩んだ末，自動車を手放し破産申立をすることを決意し，手続を上野弁護士にお願いしました。

裁判所に破産申立をしていただき，この度無事に免責許可決定を得ることができました。
これで借金の問題に心煩わされることなく暮らしていけます。
上野弁護士には本当に感謝しています。
ありがとうございました。

（終了日：H23/06/16）