足利市 M・Kさん

私は、30年近く前、分割支払いで寝具を購入したのですが、その後生活が厳しくなり支払いができなくなってしまいました。

支払が出来なくなって半年後くらい経ったころ、裁判所からの書類が来ている旨の不在票が郵便受けに入っていました。しかし、私は受け取らないままにしてしまいました。

その後、仕事の都合もあり住民票を移さないまま住居を転々と変えていました。15年くらい前、結婚を機に住民票を異動すると、寝具のローン会社から債権を譲り受けたという会社からたびたび手紙が来るようになりました。私は、手紙の存在は気になってはいたものの、今更どうしたらいいのかもわからず、放置し続けていたところ、今後は、債権を持っている会社から依頼を受けたという法律事務所から通知が来てしまいました。

さすがにこのままにしてはいけないのではないかと思った私は、まず、勤務先に相談をしました。すると、勤務先の顧問弁護士さんがいるから相談してみるといいというアドバイスをもらい、弁護士さんに相談をしました。それが上野弁護士でした。

上野弁護士に私の状況をお伝えすると、上野弁護士は、時効の援用という手続をすれば借金の支払いをしなくて済むようになるだろうと仰いました。

私は、すぐに時効援用の手続を上野弁護士にお願いしました。

 上野弁護士は、早速、法律事務所に対し時効援用の通知を送ってくださいました。その結果、時効の援用をすることができ、借金は無くなりました。

 法律事務所からの手紙が届いたときには肝が冷えましたが、時効が成立したと上野弁護士から伺い、ほっとしました。

上野弁護士にはお世話になりました。本当にありがとうございました。

 

(令和7年2月6日終了)

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