館林市 R・Iさん
父が急死しました。
父が亡くなり1か月ほど経ったころ、父の遺品を整理していたところ、ある消費者金融業者のカードと利用明細が出てきました。
父は、その消費者金融業者と亡くなる直近まで取引をしていたようで、利用明細には借入残高が100万円以上あると書かれていました。
父は土地建物を有していたほか、死亡保険金が近々支払われる予定でしたので、相続放棄をするつもりはなく、この借金は死亡保険金から支払をしようと考えました。
しかし、本来の返済期限を2か月以上過ぎており、約定からすると30パーセント近い損害金が加算されてしまうのではないかという懸念がありました。
私は、消費者金融業者とどのように交渉していいかわからなかったため、知り合いの司法書士さんにまず相談しました。ですが、その司法書士さんは債務に関する依頼は受けていないそうで、弁護士さんに相談した方がいいと言われました。
そこで、インターネットで近くの弁護士さんを検索し、上野弁護士の存在を知りお電話してみました。私が父の借金について相談したいことをお伝えすると、上野弁護士は快く相談をお引き受けくださいました。
私としては、一括で支払いをするので損害金の支払いを免除してもらいたいという気持ちでおりましたので、そのようにお手続いただくことは可能かどうか上野弁護士に伺いました。上野弁護士は、まずは私が希望する方針で消費者金融業者と交渉してくださると仰ってくださいましたので、上野弁護士に消費者金融業者との交渉をお願いすることにしました。
上野弁護士は、消費者金融業者から取引履歴の取り付けをされた上で、まず、過払い金が出るかどうかを精査くださいました。父はこの消費者金融業者と取引を始めてからまだ数年だったので、過払い金は出ないとのことでした。
上野弁護士は、過払い金がないことを確認した上で、先方の消費者金融業者に最後の取引時の借入残高を一括で支払うので損害金は免除してほしいという内容の和解を提案下さいました。
先方の消費者金融業者もこの案を承諾くださり、この度、一括返済の和解が成立しました。
当初の私の希望どおりの和解ができ、大変満足しています。
上野弁護士にはお世話になりました。本当にありがとうございました。
(令和6年4月18日終了)